アダルトグッズのラブドール界隈、一年を振り返って

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 今年もあと残すところ1日少々となりました。先日はエムズのラブドール5選という記事も書かせていただきましたが、狭義というか、本来の意味でのラブドールが5枠のうちわずか1個と寂しい状況でありました。そこで私的にラブドールだけを見て1年を振り返ってみました。

 今年は年末に二階堂りおの完全体化がついに実現しました。他社に先駆け素材をいち早く食品分析試験を通したSSI JAPANらしい、自慢のDNAシルクスキンIIを使用した国内生産のTPEドールです。

 国内生産といえば秋口にはエンジョイトイズから小柄なTPEドール「MYDOLL(マイドール)」も発売になりましたが、こちらこそがおそらく国産初のTPEドールだと思います。60~80万円という国産シリコンドールとほぼ見た目が同じなTPEドールは半額~1/10という低価格もあってあっという間に人気となりましたが、大半が中国製でしたが2019年後半になり国産メーカ二社が市場に乱入した感じです。


MYDOLL(マイドール) ゆかり ショートヘアー(エムズ)
他の取扱店:NLSなど

MYDOLL(マイドール) ぼたん ロングヘアー(エムズ)
他の取扱店:NLSなど

 今後は国産TPEドールが増えてくるのか、またラブドールに強いエーワンでは近い価格帯でシリコンドールを発売した動きもありますので、2020年もシームレスドール界隈から目が離せない状況だと思います。

 そして二番目にはG-projectのKUU-FACEです。価格帯が先程の話題の1/100となってしまいましたが、「ペーパークラフトでドールの顔を作ってしまう」という発想が新しいと思いました。

 しかし当初は「ペーパークラフトだろ?チープな感じになるんだろうな。」と思っていたのも事実です。でも実際に装着してみると「可愛い!」。アニメ顔というものは本来平面に描かれているものですから紙というのはベースとして最適なのかもしれません。

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 ただやはり継ぎ目が気になるのも事実ですが、目立たない角度を狙って取るとかなりポイントが高いです。またご覧の通り私は外に持ち出して撮影しているわけですが、厚紙でコーティングされていることもあり丈夫ということも付け加えておきたいところです。断面から水が染み込めばダメだとは思いますが、表面にはコートが施されているので少し飛沫がかかった程度では拭いて終わりのようです。

 ジョークグッズジャーナル的にはもっとこの製品の良さが広まって欲しいし、もう一段改良された製品にも期待したところです。1000円台という価格やペーパークラフトでイメージする簡易感とは真逆に個人的には一番のお気に入りです。

 また今年は久しぶりにエーワンがぬいぐるみドールを出してきました。足の回転機構は既にあった機構ですが、久しぶりの登板です。またリアル顔をぬいぐるみで作ってしまうという試みは多分業界初ではないでしょうか。


はにーどーる もこ(エムズ)
他の取扱店:FANZAAmazon

 顔はリアル系の美少女タイプで好みの人にはド・ストライクだと思いますが、私のように二次元系が好きな人は顔を付け替えてしまう手もあります。顔の造形の恩恵を除いてもこのドールの足の回転機構は良いと思います。しかし回転機構の分ホールポケットは小型限定になります。オナホ装着をメインに考えるなら「おすわり」ののかもしれません。

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 今回話題に上げました、はにーどーる もこにKUU-FACEを装着してカスタムした今年お迎えの娘。自分の思い通りにカスタムすると既製品と異なりオンリーワンになるのでより愛着が湧くと思います。

 今年一年を振り返ってみると、今回触れていないドールを含め色々なドールが発売になりました。まず感じたことは「アニメ顔」来ている?」という感じを受けました。先日集計した狭義でのラブドールランキングでもアニメ系が多くランクインしていました。またエムズのラブドール5選でもアニメ系が大半でした。

 これは20年前位と比較すると大きな変化です、まだまだアニメ顔は伸びてくるのでしょうか。二十年前のシェアでは圧倒的に三次元>>>二次元でしたので私自身も見方を変えて市場を見つめていこうと思っています。

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