「TENGA AERO SILVER RING」レビュー

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 今回は新しく発売になった「TENGA AERO SILVER RING テンガ エアロ シルバーリング」をレビューしてみたいと思います。あらかじめ吸着感をダイヤルで調整できますので、従来のカップオナホの様に穴を塞ぐ指先を意識する必要が無くなります。

■ オナホスペック表

外周 長さ 挿入口高さ 重さ 硬さ
24.5cm 16.5cm 7cm 322g
(内部186g)
+1
・ ザックリどんなオナホ?
 刺激は万人向き、強くも無く弱くも無くという感じです。吸着感を10段階で調整できるのでそこでオナホの指向性を変化させる様なオナホです。

■ レビュー

 パッケージ。相変わらずスタイリッシュなデザインです。というか新製品を出すごとに格好良くなってきている感じすら覚えます。

 中は本体と1回分のローション、それに取り扱い説明書が入っています。取扱説明書には吸着感コントロールからお手入れの方法までが図入りで解説されています。

 まずはいつも通りオナホの大きさを計測します。カップ込の全長は約16.5cm、最太分の外周約24.5cm挿入口側の高さ約7cmになります。

 そしてオナホの重量ですが、カップ込322g、内部素材は186gでした。素材の硬さはホットパワーズの「お試しホール 職人の朝は早い」でいう+1硬さです。

 気になるエアロダイヤルですが、内部にこの様に大きさの異なる穴が10個開いていてどの穴から空気が漏れるかによってバキューム効果、吸着感が変化します。10段階のうち一番開くとガバガバ、一番閉じると殆ど動かせない位に吸着します。私的には全閉から2~3ノッチ開いたところが使いやすさと吸着感のバランスが取れている感じでした。

 一点欠点を挙げるとするとこれは構造上致し方ない所なのですが、この小さな穴を空気が通りますのでピストン運動時に空気の流動音が発生します。これは公式の動画(0:58位から)でも確認できますので気になりそうな方は一度動画の視聴をおすすめします。特に締め付けを強くすると音が大きくなるようです。

 実際使ってみると刺激はTENGAらしい工学的な刺激というかよく考えられた気持ち良さで、強くも無く、弱くも無くでインナーに特別な個性を持たせず万人が楽しめるように設計した感じです。

 私的には吸着感は先程書きました通り結構吸着させる感じの方が気持ちよく全閉から2~3ノッチ開いた3~4ノッチで使いましたが、まったり楽しむならガバガバの10ノッチもアリかなと思います。

 そしてこのTENGA AEROは洗浄して繰り返し使えます。この洗浄のプロセスに対してもよく考えて設計されているのがTENGAの特色の一つですが、この辺についても少し解説していきたいと思います。

 使い終わったインナーは口元に引っかかっているだけなので簡単に取り外して洗浄できます。

 そして普段は内部への埃等の進入を防ぐ蓋として利用するパーツの軸部をこの様に引き上げると乾燥台に変化します。

 乾燥台にインナーを引っ掛けて乾燥させることが可能です。そして内部の乾燥が終わったら、再び元の様に組み立てて、先程引き出した軸部を元に戻して蓋をします。

 インナーの気持ち良さは従来のTENGA同様変な癖を持たせず万人好みになっています。やはり今回のチェックポイントは「吸着感がどうか?変化を楽しめるのか?」というところだと思いますが、ここら辺は先程も申しました通り全閉、全開ではっきりした違いがあり、そこを10段階に刻んでいますので好みのスポットは人それぞれでも良いポジションが選べると思います。

 これまでは好みの吸着感を実現する為に指先を意識しなければなりませんでしたが、今回はあらかじめダイヤルで設定できますのでこの辺の苦労からも解放されます。

 また私が今回この製品い目を付けたのはラブドールやピローでの使用でも好みの吸着感が実現できるのではないかと思った為です。通常のカップだと指で吸着感をコントロールするのでラブドールやピローでの使用ですと好みの吸着感を実現することが困難でした。

 しかしTENGA AEROならあらかじめ吸着感を設定できるのでラブドールやピローでの使用も可能ではないかと思います。しかし一番太い部分の外周を計ってみると24.5cmありますのでそこそこ大きめのホールポケット付きのドール限定になりそうです。

 今回はとりあえず第一報ということで一度使用した感想と構造の解説をメインとしたレビューですが、新しい機構のカップオナホですので、また斬新な使い方などでも紹介できればと思っています。

 シルバーリング、コバルトリングの違いは下の記事にまとめさせて頂いています。

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