令和7年、現在のぬいぐるみラブドール事情
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本日は現在のぬいぐるみラブドールについて色々とお話をしていきたいと思います。
2023年に「木偶の坊」が廃業、そして先日にはタマトイズのエンジェリックドールの市場在庫が消え販売が終了しました。現在アダルトショップで普通に購入出来るのは、エーワン製のぬいぐるみドールと信長TOYsで取扱っている関節付きの「さくらどーる」のみとなりました。
しかしエーワンのぬいぐるみドールとさくらドールでは本質が異なりますから、この辺は分けて解説していきたいと思います。
■ エーワン系
一昔前のぬいぐるみラブドールというと、エアドールと比較して圧倒的に耐久性がある、一方でシリコンドールと比較すると桁が一つ違う手軽な価格という中間的な存在というイメージでした。私もぬいぐるみドールをお迎えする前はこの考え方でした。
しかし最近ではそんな金額での優劣ではなく、圧倒的な取扱いのしやすさがぬいぐるみの最大の魅力だと思っています。まずは重量ですが、ぬいぐるみは2kg程度です。20kg~30kgのTPEやシリコンと比較して1/10の重さです。
そして関節が付いていないので、少ない力でどの方向にでも自由自在に動かせます。重量は一度お迎えすると手放すまで常に付いてまわる問題です。
移動、着替え、ポーズの変更、洗浄どんな時にもその重量や関節を動かす力は付いてまわります。気合の入ったドールファンには我慢の範囲ですが、全ての人がその負担を背負う必要はないと思います。
またシリコンやTPEなどのゴムと比較して、肌触りが良い、ヒヤッとしない、ほんのり温もりがあるといったメリットもあります。このぬいぐるみならではの感触も「癒し」という側面では重要だと思います。
確かに最近ではNLSの「100cmドール 天音(あまね)」の様にぬいぐるみと同価格帯のTPEドールも存在します。それはそれで良いのですが、ぬいぐるみドールの代わりにはならないと思っています。
この先シリコンやTPEドールの価格が下がっても、私はぬいぐるみドールはこの世に必要だと思います。年齢を重ねれば誰でもやがて、これまで持てたものが持てなくなります。
![]() 他の取扱店:NLS、M-ZAKKA |
![]() 他の取扱店:FANZA、M-ZAKKA |
![]() 他の取扱店:FANZA、M-ZAKKA |
現在お迎えができるモデルは上の3種になります。
エーワンには国産ぬいぐるみドールの最後の砦として頑張っていただきたいものです。ジョークグッズジャーナルでもその魅力を引き続きお伝えしていきたいと思っています。ユーザの「軽さ、手軽さ」の選択肢を奪ってはいけないと思っています。
■ さくらドール系
一方木偶の坊、ふぇありーどーるとは異なるコンセプトで、関節付きのシリコンドールをぬいぐるみで作ってしまったようなドールが信長TOYsで取り扱っている「さくらドール」です。
内部骨格などはシリコンドールの様な雰囲気ですが、重量は8kg程度とシリコンドールの1/3の重さです。
立たせたり座らせたりが関節付きなので自由自在です。またぬいぐるみドールならではの感触の良さも持っています。
「さくらドール」はアニメ顔ですが、首のジョイントはM16ですから多くの海外産ドールと互換性があります。ヘッドを変えてあげれば質感の違いはありますが、リアルな顔立ち、間接付きボディ、軽さを両立させることが出来ます。
「さくらドール」色々(信長TOYs)
軽さというメリットがある限り、ぬいぐるみドールにはまだまだ頑張って貰わなくてはならないと、ジョークグッズジャーナルではこのジャンルに期待しているところです。
またぬいぐるみドールから手足を外したようなぬいぐるみトルソーも実用的です。